ラテンアメリカの叫び
GATO BARBIERI

gato01

FENIX
Flying Dutchman -1971-

CONTENTS
A:Tupac Amaru,Carnavalito,Falsa Bahiana,
B:El Dia Que Me Quieras,El Arriero,Bahia,

Gato Barbieri,Na Na,Gene Goldon,Lennie White,Ⅲ,Joe Beck,Ron Carter,Lonnie Liston Smith,
Joe Bonner,David Friesen,Malcom Pinson,


ガトーももちろん、トレーンの流れのプレイヤーだが、ラテンの血、第三世界といったエスニックなアイデンティティの 方向に向かった点でチャーリー・ヘイデンやなんかのやっていた当時の時代の流れを一番感じさせる。

今これを書いてて初めて気づいたが、A-1のタイトルが「トゥパク・アマル」となっている。
これは、あのペルー日本大使館占拠の「トゥパク・アマル」のことなんだろうか。
第三世界の開放と革命の夢が輝いていた時代だったのかも知れない。
まさに、激動の60年代から混迷の70年代に移る時期を象徴しているようではある。

それはともかく、ガトーのあのハイノートで叫ぶ音は暑い夏に似合って快感です。
A-2の「花祭り」なんか理屈抜きに楽しめます (^^)

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