著作権についての考え方

JAZZ喫茶のマッチは文化財

当サイトに掲載している説明やコメント文などの無断使用は謹んでお断り申し上げます。

さて、それでは、肝心のコンテンツ本体のマッチの画像はどうでしょう。
当然、画像の無断使用につきましては、一般的にいってNGです。

・・・が、
このサイト自体、ジャズ喫茶のオーナーが経費やアイデアをかけて作成したオリジナルのマッチデザインを勝手に引用してるわけですから、根本的に「著作権の侵害」と言われてもやむを得ないことを大前提としたサイトになっています。
それを厳密に遵守すればこんなサイト自体、成り立ちません。
私はこの辺の法的な問題にはうといので、よく判りませんが、恐らく厳密に法的解釈を持ち出されたら「負け」だと思います。

ただ、私がジャズ喫茶のマッチの画像を掲載・紹介しているのもこれらのマッチに多大なる愛着があり、 またこれらのジャズ喫茶に大いに敬意を表すればこそのことであり、その意味では誠に勝手ながら著作者に不利益をもたらす意図ももちろん、結果としても不利益は無いものと思われます。
レコードのジャケット写真なども同様で、宣伝にこそなれ、これらのアルバムを貶めるような意図も結果も無いわけです。
その限りにおいては、厳密な法的根拠は別として、私的な倫理観としては許されるのではないかと勝手に考えてやっているわけです。
例えば逆にあるお店や個人をこき下ろし貶める意図で画像引用されれば、引用された方としては法的手段を持ち出してでも叩こうとして当然でしょう。
しかしながら、その逆の場合は「許して欲しい」と思います。

また、公に公開されている文章などの場合、「引用」に対しては著作者の了解は不要とされています。
ここのマッチ写真もジャズ喫茶の紹介のための「引用」であり、出展も明らかです。
決して私のデザインとして盗用や剽窃しているわけではありません。
引用された側に対して常識的に多少なりとも不利益よりは利益をもたらすものして、「暗黙的に見逃してね」と思います。

さらにいえば、これらのマッチの中の多くは現在入手不能であったり、お店自体が無くなっていたりして、日本のJAZZ文化の歴史の中で立派にひとつの「文化財」となり得ていると思うのです。
「文化財」である以上、すべてのジャズファン、ジャズ喫茶ファンの共有財産としてあるべきであり、そういう意味でも私にこれらの画像の引用・使用を制限する権利はありません。
従いまして、これらの画像をジャズ喫茶の思い出や資料として善意目的に使用されたい方はご遠慮なくお申し出ください。
ただしデザインの改変やパロディー化などは、原デザイン著作者への完全なる侵害行為なので厳に謹んでください。

明快な答えにはなりえないですが、これが私のスタンスです。
もしマッチデザインの著作権所持者より、掲載されるのは困るというお申し入れがあれば即座に削除したいと思います。

by 猫仙人

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