多摩湖

1月

カンムリカイツブリ

カンムリカイツブリ (カイツブリ科カンムリカイツブリ属)【冠鳰】 (Podiceps cristatus) 「カイツブリ」の仲間ですが、カイツブリとはかなり印象の違う鳥です。 普通のカイツブリは子供のカモという感じの体形ですが、カンムリカイ...
1月

トウネズミモチ

トウネズミモチ (モクセイ科イボタノキ属)【唐鼠黐】 (Ligustrum lucidum) 中国中南部原産の常緑樹で日本原産の「ネズミモチ」とそっくりですが、樹形が少し大型になります。 また、葉も大きめで先端が細く伸び葉脈が透けて見える点...
1月

タヌキ

タヌキ (イヌ科タヌキ属)【狸】 (Nyctereutes procyonoides viverrinus) タヌキは極東アジアの動物ですが、20世紀になってから毛皮目的でソ連に移入され、現在ではヨーロッパ各地に帰化しているようです。 元来...
10月

キマダラカメムシ

キマダラカメムシ (カメムシ科) (Erthesina fullo) わりあい大型で星模様が綺麗なカメムシで結構目立ちます。 本来、台湾や中国、東南アジア原産で、江戸時代に長崎での出島から入ってきたらしいのですが、戦後ぐらいまでは長崎周辺の...

シロツメクサ

シロツメクサ (マメ科シャジクソウ属)【白詰草】 (Trifolium repens) 別名:クローバー 公園やグラウンド、駐車場など開けた人為的な場所に日本中どこにでも見られる草ですが、ヨーロッパ原産の帰化植物です。 そもそも「ツメクサ」...
野山の植物

ノミノツヅリ

ノミノツヅリ (ナデシコ科ノミノツヅリ属)【蚤の綴り】 (Arenaria serpyllifolia) 道路の脇や荒地などの乾燥したところに生える雑草で、たいへん細く細かい植物ですが、よく分岐するのでごちゃごちゃしたミニ茂みとなります。 ...
1月

ホシハジロ

ホシハジロ (カモ科ハジロ属)【星羽白】 (Aythya ferina) 「キンクロハジロ」などと同属の潜水カモです。 オスは赤茶色の頭と黒い胸、灰白色の側面で、黒に青灰色のくちばしと、わかりやすい配色です。 赤い眼が特徴的で、目つきが怖い...
野山の植物

キヅタ

キヅタ (ウコギ科キヅタ属)【木蔦】 (Hedera rhombea) 別名:フユヅタ 低山や里山でよく見る「ツタ」ですが、常緑の「木本」なので木ヅタ。 大きなものではまさに樹のように太い茎になり細い気根をびっしり出して不気味なほどです。 ...
野山の植物

ツルウメモドキ

ツルウメモドキ (ニシキギ科ツルウメモドキ属)【蔓梅擬】 (Celastrus orbiculatus) 実や葉が「ウメモドキ」に似るのでこの名がありますが、ウメモドキとは全く無関係な種類のつる性植物です。 花は初夏にニシキギ科らしい地味な...
野山の植物

ミヤマシラスゲ

ミヤマシラスゲ (カヤツリグサ科スゲ属)【深山白菅】 (Carex olivacea subsp. confertiflora) 全国の湿地や水辺に生える大きめのスゲで、茎の先端に雄花の穂を一つつけ、その下に数個の雌花の穂がつきます。 果実...

ハクチョウゲ

ハクチョウゲ (アカネ科ハクチョウゲ属 )【白丁花】 (Serissa japonica) 東南アジア原産で、日本では沖縄に自生するようですが、江戸時代から園芸に使われています。 「イヌツゲ」に似て「ユキヤナギ」を大きくしたような雰囲気です...
6月

センダン

センダン (センダン科センダン属)【栴檀】 (Melia azedarach) 「栴檀は双葉より芳し」と言われるセンダンですが、この諺は実際には白檀のことのようです。 センダン科は、マホガニーの木などを含む数百種の科ですが、日本に自生するの...
野山の植物

カモガヤ

カモガヤ(イネ科カモガヤ属)【鴨茅】 (Dactylis glomerata) 別名:オーチャードグラス ヨーロッパから西アジアの原産で、明治時代に牧草として、また斜面などの緑化用として導入され、現在では全国に帰化しています。 牧草としては...
野山の植物

チガヤ(フシゲチガヤ)

チガヤ(フシゲチガヤ) (イネ科チガヤ属)【茅萱】 (Imperata cylindrica var. koenigii) 街から野山までどこにでも見られる雑草の「チガヤ」ですが、別名「フシゲチガヤ」といわれます。 茎の節部や葉鞘などに長い...
野山の植物

ミドリハカタカラクサ

ミドリハカタカラクサ (ツユクサ科ムラサキツユクサ属)【緑博多唐草】 (Tradescantia fluminensis) 南アメリカ原産の帰化植物で、園芸品の「シロフハカタカラクサ」が先祖帰りして葉の斑が消えたものとされています。 普通の...
1月

カイツブリ

カイツブリ (カイツブリ科カイツブリ属)【鳰】 (Tachybaptus ruficollis) カモ類と比べるとかなり小型の水鳥で、池などで鴨と一緒にいると、鴨の子供かと思ってしまいますが全くの別種。 渡りをしない留鳥で、ほとんど陸に上が...
野山の植物

マメグンバイナズナ

マメグンバイナズナ (アブラナ科マメグンバイナズナ属)【豆軍配薺】 (Lepidium virginicu) 明治中期に渡来した北アメリカ原産の帰化種で、全国に普通に生える雑草となっています。 在来種の「ナズナ」のナズナ属とは別の独自の属で...
野山の植物

コマツナギ

コマツナギ (マメ科コマツナギ属)【駒繋】 (学名 : Indigofera pseudotinctoria) 里山や川の土手や低山の草地などに群生するハギのようなマメ類で、低い藪を作りますが実は木本だそうです。 ごちゃごちゃした茂みになり...
野山の植物

コメツブツメクサ

コメツブツメクサ (マメ科シャジクソウ属)【米粒詰草】 (Trifolium dubium) ヨーロッパから西アジア原産の明治時代に渡来した帰化植物です。 「シロツメクサ」よりも、葉も花も小さく、花数が少ないので球形になりません。 葉の感じ...
野山の植物

タツナミソウ

タツナミソウ (シソ科タツナミソウ属)【立浪草】 (Scutellaria indica) タツナミソウの仲間は「コバノタツナミ」「ヤマタツナミ」「オカタツナミ」など数多く似たものがありますが、元祖「タツナミソウ」は、背が高く伸び、花が縦に...
野山の植物

ヒメハギ

ヒメハギ (ヒメハギ科ヒメハギ属)【姫萩】 (学名:Polygala japonica ) 丘陵の下生えや枯れ葉の中に小さな紫色が見え、何の花だろうとよく見ると、とても変わった造形を発見。 クリオネにも似た、または宮﨑駿の飛行機械のような独...
野山の植物

アカツメクサ

アカツメクサ (マメ科シャジクソウ属)【紫詰草】 (Trifolium pratense) 別名:ムラサキツメクサ、レッドクローバー おなじみの、ヨーロッパ原産の牧草ですが、明治時代以降に帰化して日本全国の普通の野の花となっています。 「シ...
6月

ヘラオオバコ

ヘラオオバコ (オオバコ科オオバコ属)【箆大葉子】 (Plantago lanceolata) 河原や土手に普通に生えて、独特の花穂をつける雑草です。 ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代末期に渡来したそうです。 花には雄蕊の葯が下から順々...
野山の植物

キショウブ

キショウブ (アヤメ科アヤメ属)【黄菖蒲】 (Iris pseudacorus) この花は、何故か「カキツバタ」の黄花だと思っている人が多いようですが、「カキツバタ」でも「ハナショウブ」でもなく、ヨーロッパ原産の固有種です。 キショウブは明...
9月

ラクウショウ

ラクウショウ (ヒノキ科ヌマスギ属)【落羽松】 (学名:Taxodium distichum)  別名:ヌマスギ(沼杉) 北アメリカ原産の針葉樹で、公園などに移植されています。 もともと、湿地の植物で半分冠水したような水辺に生え、呼吸のため...

サイハイラン

サイハイラン (ラン科サイハイラン属)【采配蘭】 (Cremastra appendiculata) 地面にブラシを突き立てたような特異な様相を呈する、山林の蘭です。 大きな葉が一枚だけ生えますが、花の頃には枯れ落ちてしまうことが多いので、...

ニガナ

ニガナ  (キク科ニガナ属)【苦菜】 (Ixeridium dentatum subsp. dentatum) 初夏の野山の点景として、ごくありふれてはいますが、個々の花をよく見るとけっこう味わいがあります。 類似の仲間がたくさんあり、高山...
3月

スミレ

スミレ (スミレ科スミレ属)【菫】 ( Viola mandshurica ) 「スミレ」という名のスミレはこれ一種のことですが、スミレ類全般のことと紛らわしいので、スミレマニアはすみれ類一般と区別するために学名の「マンジュリカ」と呼ぶこと...
野山の植物

ニワゼキショウ

ニワゼキショウ (アヤメ科ニワゼキショウ属)【庭石菖】 (Sisyrinchium rosulatum) 北アメリカ原産の帰化植物で、現在では全国の日当たりのよい草原や芝生などに幅広く生えています。 白花と赤紫の花があり、青色の「ルリニワゼ...
9月

クサギ

クサギ (シソ科クサギ属)【臭木】 (Clerodendrum trichotomum) 葉をちぎって揉むと独特の臭さがあるという名称ですが、「テイカカズラ」にもちょっと似た、厚手の花が特徴的で、花はすばらしい芳香を放ちます。 実は赤黒の独...