ツルネコノメソウ

ツルネコノメソウ (ユキノシタ科ネコノメソウ属)【蔓猫の目】
(学名:Chrysosplenium flagelliferum

ツルネコノメソウ

2023/04/13 鳴神山

どれも判りにくいネコノメソウ類の中では、他に似たものがないので分かり易い種類です。

渓流の飛沫がかかるような水際に、ツル状の走出枝で増えるタイプで、平べったい小葉とまばらな花序が特徴的。

黄色から明るい黄緑へとグラデーションする花序は、薄暗い渓谷の中で明るく浮かび上がりとても綺麗に目立ちます。

8個の黄色い葯をもつ黄緑色の花は平たく開出します。

また、葉が互生になるのも、ネコノメ類の中では少数派のようです。

花期が終わると出てくる円形の葉も特徴的。

たいへんよく似た「タチネコノメソウ」は関東以西の分布で、走出枝が無く花期に根生葉をもつようです。

ツルネコノメソウ

2017/04 御岳山

ツルネコノメソウ

2023/04/13 鳴神山

ツルネコノメソウ

2023/04/13 鳴神山

ツルネコノメソウ

2017/04 御岳山

ツルネコノメソウ

2017/04 御岳山

ツルネコノメソウ

2017/04 御岳山

ツルネコノメソウ

2018/03 奥武蔵・棒ノ折山

花期が終わると出てくる円形の葉が特徴的。

ツルネコノメソウ

2022/05/19 山梨県山梨市

ツルネコノメソウ

2022/06/13 上高地



【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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