ダンドボロギク

ダンドボロギク (キク科タケダグサ属)【段戸襤褸菊】
Erechtites hieraciifolius

北アメリカ原産の帰化植物で、野山や公園、道端などに生える、いわゆる雑草です。

「ボロギク」という名は、もともと「サワギク」のことを指し、花後の種の綿毛がぼろくずのように見えることから俗称されていたものです。

ボロ屑状態になる前の丸く整った冠毛はなかなか綺麗です。

一見、蕾と綿毛だけで、開花した花が見当たらないようですが、この花は舌状花がなく全て筒状花のみなので、蕾のままに見えますがこれで咲いている状態です。
ガンクビソウ」などと同様です。

「ボロギク」と呼ばれる仲間は他にも「ノボロギク」「ベニバナボロギク」などがあり、いずれも帰化植物の雑草です。

ダンドボロギクの「ダンド」というのは、1933年、最初の発見地である愛知県の段戸山から名付けられたということです。

ダンドボロギク

2016/09 神保町

ダンドボロギク

2016/09 神保町

ダンドボロギク

2016/09 野川公園

ダンドボロギク

2016/09 野川公園


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