ハナイソギク

ハナイソギク (キク科キク属)【花磯菊】
Chrysanthemum x marginatum) 別名:サトイソギク

ハナイソギク

2022/11/16 三浦半島

海岸に咲く「イソギク」と園芸種の「イエギク」が交雑して発生した雑種です。

イソギクの花に小さな舌状花を併せ持った花となり、葉の形も両者の中間的な感じになります。

舌状花は白色のことが多いですが、当然親のイエギクによっていろいろな色になる場合があります。

白色のものをハナイソギク、黄色のものをサトイソギク、赤色のものをアカバナイソギクと呼び分ける場合もあるようですが植物学的には意味が無いでしょう。

自然に発生した場合の分布は当然イソギクの分布域と同じこととなりますが、人為的に作られて栽培されている場合もあります。

写真のものは色々な色が入り混じっていますが、自然度の高い海岸の岬で人家からも離れている場所なのでどうやって交雑したのか不思議です。

ハナイソギク

2022/11/16 三浦半島

ハナイソギク

2022/11/16 三浦半島

ハナイソギク

2022/11/16 三浦半島

【Youtube 山川草木図譜チャンネル】

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