ミヤマゼンゴ

ミヤマゼンゴ (セリ科エゾシシウド属)【深山前胡】
Coelopleurum multisectum) ミヤマゼンコ

ミヤマゼンゴ

2021/08/01 乗鞍岳

セリ科のこの手の植物は、昔は全部「シシウド」で済ませていましたが、少し詳しくなるとたいへん頭を悩ますこととなります。

ミヤマゼンゴは、背が低いものの「シラネニンジン」や「シラネセンキュウ」などよりも茎があまり分岐せず、ボリューミーな感じの大きな花序をもち、広めの葉です。

総苞片は無いことが多く、小総苞片は細長く5-12本あります。

また、似ている「ハクサンボウフウ」などよりも太い茎をもっていて、羽状の葉の形が整然と整っています。

分布は中部地方近辺に限られ、高山帯や亜高山帯の草地や砂礫地に生育します。

ミヤマゼンゴ

2018/07 木曽駒ケ岳

ミヤマゼンゴ

2018/07 木曽駒ケ岳

ミヤマゼンコ

2021/08/01 乗鞍岳

ミヤマゼンコ

2021/08/01 乗鞍岳



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