タカネイチヨウラン

タカネイチヨウラン (ラン科イチヨウラン属)【高嶺一葉蘭】(Dactylostalix uniflora)2024年6月、遺伝子解析により「イチヨウラン」から分けられ、新種として再分類されたばかりの野生蘭です。普通のイチヨウランに比べ小型で...
野山の植物

リュウキュウハナイカダ

リュウキュウハナイカダ (ハナイカダ科ハナイカダ属)【琉球花筏】(Helwingia japonica subsp. liukiuensis)「ハナイカダ」の亜種で、ハナイカダに比べて葉が細長く艶があり、鋸歯が鋭くはっきりしています。雌雄異...
高山植物

シロバナコマクサ

シロバナコマクサ (ケシ科コマクサ属)【白花駒草】(Dicentra peregrina f. alba)「コマクサ」は、普通濃ピンク色の花ですが、その白花品種を「シロバナコマクサ」と称しています。通常色の群落の中にごく稀に生じ、何故か北海...
6月

ツルタケ

ツルタケ (テングタケ科テングタケ属)【鶴茸】(Amanita vaginata)世界的に広く分布し、低地の公園から亜高山帯の針葉樹林までたいへん広い範囲で発生するキノコです。若い段階では卵型から鐘型に、さらに傘が平開します。傘の表面は灰色...
高山植物

ミヤマアワガエリ

ミヤマアワガエリ (イネ科アワガエリ属)【深山粟還り】(Phleum alpinum)「アワガエリ」は、元来本州から九州にかけ広く分布する雑草ですが、現在ではあまり見られなくなり一部の県では絶滅認定されています。そのアワガエリの高山タイプが...
高山植物

クロウスゴ

クロウスゴ (ツツジ科スノキ属)【黒臼子】(Vaccinium ovalifolium) 別名:ミヤマクロウスゴ本州の中部地方以北から北海道に分布し、亜高山帯の林縁や低木林に生える落葉低木です。葉が出るのと同じ頃に、葉腋に5mm-1cmほど...
高山植物

クモマナズナ

クモマナズナ (アブラナ科イヌナズナ属)【雲間薺】(Draba sakuraii var. nipponica)高山帯のアブラナ類もいろいろありますが、これは八ヶ岳や北岳の稜線でよく見られます。岩場の間などに株立ちに生え、「ミヤマハタザオ」...
3月

タニムラアオイ

タニムラアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【谷村葵】(Asarum leucosepalum) 別名:シラユキカンアオイ(白雪寒葵)琉球・徳之島の固有種であり、極めて希少な種で、推定開花株数が50個体程度といわれています。日本で唯一の...
6月

ノウタケ

ノウタケ (ハラタケ科ノウタケ属)【脳茸】(Calvatia craniiformis)林の中に転がっているパンを思わせる特徴的なキノコ。もっと成熟すると、表面は不規則なしわになり脳みそのような外見になるといいます。新鮮な内部はマシュマロか...
高山植物

ツクモグサ

ツクモグサ (キンポウゲ科オキナグサ属)【九十九草】(Pulsatilla nipponica)日本固有の高山植物で、分布地、個体数とも限られるため見るための目的をもって登山しなければ見られない花です。北海道の利尻島・大雪山群・日高山脈北部...
6月

キタマゴタケ

キタマゴタケ (テングタケ科テングタケ属)(Amanita javanica)コナラやクヌギなどの雑木林やモミ林などに出る、鮮やかやな黄色のキノコです。色は違えど「タマゴタケ」によく似て可食なので、タマゴタケの亜種とされていましたが、今では...

エンシュウムヨウラン

エンシュウムヨウラン (ラン科ムヨウラン属)【遠州無葉蘭】(Lecanorchis suginoana)「ムヨウラン」に非常によく似た菌従属栄養植物の蘭で、葉緑素や葉を持たず地面からいきなり花が出ます。花は「ムヨウラン」とほぼ同様ですが、少...

オオサンショウソウ

オオサンショウソウ (イラクサ科サンショウソウ属)【大山椒草】(Pellionia radicans)山地の渓流や谷間の湿った場所に生育し、近畿-中国以西の本州と、四国、九州、沖縄に分布します。同属の「サンショウソウ」よりやや大きく、毛が少...

シナノコザクラ

シナノコザクラ (サクラソウ科サクラソウ属)【信濃小桜】(Primula tosaensis var. brachycarpa) 別名:カマナシコザクラ「イワザクラ」の変種で、南アルプス周辺の亜高山帯に生育します。石灰岩地帯に多く、湿り気の...
6月

ミヤマハンノキ

ミヤマハンノキ (カバノキ科ハンノキ属)【深山榛の木】(Alnus alnobetula subsp. maximowiczii)亜高山帯から高山帯に生える低木で、環境の厳しい高山帯では1m程度のブッシュ状になり、山地帯や北海道の低地などで...
野山の植物

イヌツゲ

イヌツゲ (モチノキ科モチノキ属)【犬黄楊】(Ilex crenata var. crenata)庭木や植え込みなどによく使われる常緑樹ですが、自生は東北以南の本州と、四国、九州の山地に生育します。灰褐色の滑らかな幹で、小さな葉は楕円型で硬...
6月

チシマアマナ

チシマアマナ (ユリ科チシマアマナ属)【千島甘菜】(Lloydia serotina)花茎の先に1個の白色の花をつけ、6枚の花被片と6本の雄しべをもちます。花被片の外側には紅紫色の筋が入り、しばしば赤みを帯びることがあります。花の内部基部は...
高山植物

ウラシマツツジ

ウラシマツツジ (ツツジ科ウラシマツツジ属)【裏縞躑躅】(Arctous alpinus var. japonicus)とても小さな高山植物で、全体の高さ5cm以下ぐらいですが草ではなく低木です。早い時期に開花するので高山植物の全盛期には見...
野山の植物

ニシノオオタネツケバナ

ニシノオオタネツケバナ (アブラナ科タネツケバナ属)【西の大種漬花】(Cardamine dentipetala var. longifurcta)近畿地方以西の本州、四国、九州に分布し、基本種「オオケタネツケバナ」の変種とされています。山...
山岳の植物

シナノキ

シナノキ (アオイ科シナノキ属)【科の木】(Tilia japonica)全国の山地に自生する高木で、日本固有種です。「信濃の国」の語源ともされていて、アイヌ語との関連も指摘されています。最大樹高20-30mに達し、互生する葉はちょっと「カ...
タテハチョウ科

サカハチチョウ

サカハチチョウ (タテハチョウ科)【逆八蝶】(Araschnia burejana)北海道から九州までの全国に分布しますが、出会うことはあまり多くない気がします。山地の林縁や明るい渓流沿いなどに現れ、人の汗などにも寄ってくることがあり、写真...
山岳の植物

アシウテンナンショウ

アシウテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【芦生天南星】(Arisaema ovale var. ovale)「ヒロハテンナンショウ」の仏炎苞が紫褐色を帯びる変種で、京都府の芦生(あしう)地域の名がついています。中部~近畿の日本海...

オオチャルメルソウ

オオチャルメルソウ (ユキノシタ科チャルメルソウ属)【大哨吶草】(Mitella japonica) 別名:ヤマトチャルメルソウ紀伊半島以西の本州と四国・九州に分布し、山地の谷沿いや林縁の湿地などに生えるチャルメルソウです。比較的大型になり...
野山の植物

エビガライチゴ

エビガライチゴ (バラ科キイチゴ属)【海老殻苺】(Rubus phoenicolasius) 別名:ウラジロイチゴ海老ガラの名を思わせる、茎や葉柄、萼片に赤い毛が密生して異様な感じの野イチゴです。しかし、よく考えるとエビは普通毛がないので、...
4月

セアカツノカメムシ

セアカツノカメムシ (半翅目ツノカメムシ科)(Acanthosoma denticaudum)沢沿いの石の上に、やけにカラフルなカメムシ登場。両肩(前胸)の先端が突き出しているので「ツノカメムシ」の仲間ですが、背中の小楯板の部分がオレンジ色...

ヒトツバテンナンショウ

ヒトツバテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【一葉天南星】(Arisaema monophyllum)やや標高の高い山地の谷沿いなど、湿度の高めなところに生えるテンナンショウです。名の通り、通常葉は1本で小葉は鳥足状に7-9枚に分...
山岳の植物

オウレンシダ

オウレンシダ (シダ植物コバノイシカグマ科)【黄連羊歯】(Sitobolium wilfordii)初夏の亜高山の林道沿いに、とても瑞々しい明るい緑色のシダが群生していました。キンポウゲ科の「オウレン」の葉に似ているということから名前がつい...
野山の植物

アワブキ

アワブキ (アワブキ科アワブキ属)【泡吹】(Meliosma myriantha)本州、四国、九州に分布する落葉広葉樹です。初夏に3mmほどの細かい花を多数つけた花序を出し、遠目には「ニワトコ」に似ています。淡黄白色の小花は一見歪んだ3弁で...

アイヅシモツケ

アイヅシモツケ (バラ科シモツケ属)【会津下野】(Spiraea chamaedryfolia var. pilosa)南アルプスの林道に、多くの蕾を付けた低木がありました。ぱっと見「コゴメウツギ」かと思いましたが、葉の形がが違い蕾が大きい...

ヒラツカスミレ

ヒラツカスミレ (スミレ科スミレ属)【平塚菫】(V. chaerophylloides var. sieboldiana × V. eizanensis)「エイザンスミレ」と「ヒゴスミレ」の交雑種で、両者が混在するエリアで発生します。もとも...
野山の植物

コケセンボンギク

コケセンボンギク (キク科コケセンボンギク属)【苔千本菊】(Lagenophora sublyrata)草丈10cmもあるかないか、花は5mmほどの小さな小さな菊です。台湾・東南アジア・オーストラリアなどに広く分布する亜熱帯性のものらしく、...
3月

ショウドシマレンギョウ

ショウドシマレンギョウ (モクセイ科レンギョウ属)【小豆島蓮翹】(Forsythia togashii)公園や庭木でおなじみの「レンギョウ」は、中国原産の「レンギョウ」「シナレンギョウ」もしくは朝鮮半島原産の「チョウセンレンギョウ」で、かな...
野山の植物

ベニヤマタケ

ベニヤマタケ (担子菌類ヌメリガサ科)【紅山茸】(Hygrocybe coccinea)何とも見事に赤いキノコです。赤いキノコはいくつもありますが、大概軸は白いものが多く、また傘も白っぽかったり粉っぽかったりしますが、これは全体が透明感のあ...

ミョウギコザクラ

ミョウギコザクラ (サクラソウ科サクラソウ属)【妙義小桜】(Primula reinii var. myogiensis) 別名:ミョウギイワザクラ群馬県の妙義山地周辺に分布する固有種で、「コイワザクラ」の変種となっています。標高1000m...
野山の植物

サンショウソウ

サンショウソウ (イラクサ科サンショウソウ属)【山椒草】(Pellionia minima)山地の沢沿いや湿った森林内に生える、とっても地味な植物です。関東以西から、四国、九州、沖縄本島まで分布する日本固有種。「ウワバミソウ」とか「トキホコ...

コキンバイ

コキンバイ (バラ科ダイコンソウ属)【小金梅】(Geum ternatum) 別名:エゾキンバイ結構な深山で、こんなところに「ヘビイチゴ」?と思いますが、ヘビイチゴの仲間のキジムシロ属ではなくダイコンソウ属です。本州中部地方以北から北海道に...

アカバナヒメイワカガミ

アカバナヒメイワカガミ (イワウメ科イワカガミ属)【赤花姫岩鏡】(Schizocodon ilicifolius var. australis) 別名:ベニバナヒメイワカガミ「ヒメイワカガミ」は岩場に咲く白花の小型のイワカガミですが、その赤...

ハウチワテンナンショウ

ハウチワテンナンショウ (サトイモ科テンナンショウ属)【羽団扇天南星】(Arisaema limbatum var. stenophyllum)「ミミガタテンナンショウ」に似て葉より先に花をつけるタイプで、山地の林下に生えます。ミミガタテン...
野山の植物

カスマグサ

カスマグサ (マメ科ソラマメ属)【カス間草】(Vicia tetrasperma)「カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)」と「スズメノエンドウ」の中間の大きさということで、「カ」と「ス」の間で「カス間草」と、なんともふざけた和名のマメ科の雑草...
山岳の植物

オトメアオイ

オトメアオイ (ウマノスズクサ科カンアオイ属)【乙女葵】(Asarum savatieri)箱根周辺や天城山地、愛鷹山地などに分布する「フォッサマグナ要素」のカンアオイです。「カントウカンアオイ」に似ていますが、小型で明るい色合いの雲状紋で...