HAND MADE ALCOHL BURNER

空き缶を利用した簡単なアルコールバーナー

アルコール燃料は安全性が高い、匂いがつきにくくきれいである、低温でも着火する、などの利点があり、 アルコールバーナーは騒音がしない、故障しないという利点があります。
トランギアなどのブランドが有名でファンも多いのですが、アメリカのあるウェブサイトで手作りの紹介を していたので、それに習って作ってみました。




材料はビールやジュースのアルミ缶×2個。
それだけだから材料費は\0。
アルミ缶の底の部分を3cmくらいの厚さで切り取る。
普通のはさみでも切れます。
これが上側のパーツになる。
もうひとつの缶は少し薄めに切り取る。
これは下になる部品。
上側のパーツに噴射穴を開ける。
1〜2mmのドリル穴だが細いドリルの刃が無かったのでキリで開けた。
上下のパーツを入れ子にかぶせるために、上のパーツの側面に切り込みを入れる。
6箇所くらい垂直に。
上下のパーツをぴったりとうまく入れ子に合わせられればOK。
下の受け皿側には芯として脱脂綿を敷き詰め、燃料用アルコールを7分目入れる。
いざ実験してみると、このくらい穴を多く開けないとうまく燃えない。
これで周囲の穴は32個ある。
点火は一発とはいかず、つきにくいが、本体が暖まると火力があがってくる。
音のしない透明な火はアルコール独特だ。
火が見えないから注意が必要である。
ゆらゆら揺れる炎は風に弱いが、結構な熱量を感じる。
有効な風防とゴトクを用意すれば実用に使えそう。
ふと気がついてみると、燃料があるうちに消したい場合はどうしようか。
急いで別の缶で消火用フードを作ってみた。
上からえいっとかぶせれば消えます (^^;
サイズ
直径:64mm
高さ:34mm
燃焼時間:最大8分
かなり小さく作ったので容量が少なく、7分目の燃料で燃焼時間はトータル約7-8分。
お茶を一杯沸かす程度か?

燃料を入れたまま携帯できないので、一回で使いきるぐらいでちょうどいいのかも。

RETURN

All Copyright (C) by Nekosennin 1999