Flanders F.4

Flanders F.4

Flanders F.4

フランダース F.4

1912年イギリス
単発・単座試作機。
全長:9.60 m、全幅:12.34 m、全備重量:839kg
エンジン:ルノー70 hp
武装:-
最高速度:108km/h

英国陸軍航空隊の発注により、ハワード・フランダース設計の単葉機。
2人の乗組員をタンデムに収容し、4枚羽根のプロペラを装備している。
4機制作され、飛行は成功して引き渡されたが、当時単葉機の事故が続いたため使用は中止されたようだ。

Flanders F.4

Nieuport NM

Nieuport NM

Nieuport NM

ニューポール NM

1912年日本(フランス)
単発・3座練習機。
全長:7.80m、全幅:12.25m、全備重量:880kg
エンジン:ノーム14気筒 100HP、武装:-
最高速度:115km/h

日本陸軍にとってはじめての100km/h超の高性能機で、大正2年にフランスから輸入。
わりあい大型の機体だが、補助翼無しの旧式機で操縦性が悪く、1機のみで不採用。

3座となっているが、この丸い狭そうなコックピットにどうやって乗るのか謎である。

Nieuport NM JAPAN(France)

L.V.G. B1

L.V.G. B1

L.V.G. B1

L.V.G. B1

1912年ドイツ
単発・複座偵察機。
全長:8.30m、全幅:12.12m、全備重量:1075kg
エンジン:Mercedes D.I 100HP、武装:無し
最高速度:105km/h

まだ純然たる戦闘機が出てくる前の非武装偵察機。
大きな機体に非力なエンジンで、ようやく軍用機が実用になってきたところである。

アルバトロスの初期偵察機と同様のデザインでこの手の機体の基本形という感じ。
この後、終戦まで使い続けられる一連のシリーズの先駆けである。

L.V.G. BI Germany

会式3号

会式3号

会式3号

会式3号

1912年日本
単発・複座実験機。
全長:11m、全幅:11m、全備重量:?
エンジン:アンザニ 6気筒 60HP、武装:無し、
最高速度:?

臨時軍用気球研究会の「会式」シリーズ第3号。
基本的には2型とほぼ同じだが、途中からエンジンを換装強化している。

大正元年の陸軍特別大演習に参加。
所沢飛行場から東京間の往復飛行にも成功した。

会式3号 Japan

会式2号

会式2号

会式2号

会式2号

1912年日本
単発・複座実験機。
全長:11m、全幅:11m、全備重量:550kg
エンジン:グノーム7気筒 50HP、武装:無し、
最高速度:72km/h

1号機の成功を受けて、臨時軍用気球研究会では翌年2号機を製作。
これも徳川大尉の設計によるもので、脚や尾翼などに改良が加えられている。

所沢飛行場から代々木練兵場まで飛行し、東京都心の周回飛行にも成功した。

会式2号 Japan