L.V.G. D3

L.V.G. D3

L.V.G. D3

L.V.G. D3

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.53m、全幅:10.0m、全備重量:1028kg
エンジン:NAG C3 185HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:175km/h

アルバトロスのライセンスのセミモノコックボディを採用したL.V.G D10から続く系列のモデル。

イタリーのSVAのように翼間支柱がW型にトラス構造のようになっているのが特徴的。
しかし、大きく重すぎるということで採用されず、試作1機のみ。

たしかに支柱だけはやたら頑丈そうである。
張り線を無くそうとしたのだろうか。

L.V.G. D.III Germany

L.V.G. C5

L.V.G. C5

L.V.G. C5

L.V.G. C5

1917年ドイツ
単発・複座偵察機。
全長:8.07m、全幅:13.62m、全備重量:1533kg
エンジン:Benz Bz IV 200hp、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:164km/h

大戦後期の最主力偵察機のひとつで、優れた汎用機としてたいへん多くのシーンで使われた。

大戦中に使われた複座機の中でももっとも成功した機体のひとつと言われる。
1917中ごろから就役し、1250機程度が発注された。

戦後も各国で使われ、ポーランドでは150機も使用されている。

L.V.G. C.V Germany

L.V.G. C2

L.V.G. C2

L.V.G. C2

L.V.G. C2

1915年ドイツ
単発・複座偵察機。
全長:8.1m、全幅:12.8m、全備重量:1405kg
エンジン:Mercedes D3 160HP、武装:7.9mm機関銃×1-2、
最高速度:130km/h

1915年後半から就役して1917年まで広く活躍した、偵察・軽爆撃機。

前モデルのC1と併せて、ドイツで最初に実戦配備された武装複座機であった。
1916年にはロンドンを空襲し、ヴィクトリア駅の爆撃に成功している。

「L.V.G.」は、製造メーカーLuft-Verkehrs Gesellschaft mbH の略。

L.V.G. CII Germany

L.V.G. B1

L.V.G. B1

L.V.G. B1

L.V.G. B1

1912年ドイツ
単発・複座偵察機。
全長:8.30m、全幅:12.12m、全備重量:1075kg
エンジン:Mercedes D.I 100HP、武装:無し
最高速度:105km/h

まだ純然たる戦闘機が出てくる前の非武装偵察機。
大きな機体に非力なエンジンで、ようやく軍用機が実用になってきたところである。

アルバトロスの初期偵察機と同様のデザインでこの手の機体の基本形という感じ。
この後、終戦まで使い続けられる一連のシリーズの先駆けである。

L.V.G. BI Germany