チシマツガザクラ

チシマツガザクラ (ツツジ科チシマツガザクラ属)【千島栂桜】
(学名:Bryanthus gmelinii)

国内では北海道の高山帯と早池峰山だけに分布する高山植物で、他の「ツガザクラ」の仲間とは花が全く違う4弁花を咲かせます。

ツガザクラ属ではなく、チシマツガザクラ属という独立属で、一属一種のみとなっています。

蕾が綺麗な赤色で、花序の下の方から開花します。

4弁に割れた花冠は紅で部分染めした白で、黄緑の子房と雌しべの周りに8本の雄しべを配置し、とても小さいですが見事な花です。

これも草ではなく低木ですが、枝が地を這って広がり、地面を覆った無数の花は、ちょっと「ハナネコノメ」を思わせる光景です。

大雪山の高山帯のあちこちに見られますが、希少な絶滅危惧種です、

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)

2017年7月 大雪山

2017年7月 大雪山

2017年7月 大雪山

2017年7月 大雪山

2017年7月 大雪山

2017年7月 大雪山