アメリカオニアザミ

アメリカオニアザミ (キク科アザミ属)【亜米利加鬼薊】
(学名: Cirsium vulgare) 別名:セイヨウオニアザミ

夏まだ早い時期から咲きはじめる大柄なアザミですが、本来日本には分布していない外来帰化植物です。

「アメリカ」とありますが、原産地はヨーロッパで、輸入穀物や牧草に混入して1960年台に北海道に入ってきたようです。

花も姿も誰が見ても間違いようもない「アザミ」ですが、全体にごっついのと、最大の特徴は「棘」。

これは日本の「トネアザミ」などとは比較にならないほどの強烈な棘で、葉先や茎のあらゆるところに完全に針状になった硬い棘が配置されています。

これにより、鹿の食害にも会わないため、鹿の多い地域で増えているそうです。

花以外のほとんど全てのところに棘があり、生えていた葉の棘にそっと触ってみましたが、ごくそっと触っただけで驚くほど痛いのです。

ゴムコーティングの手袋でも貫通するような凶悪な棘なので、駆除作業も簡単ではないでしょう。

外来生物法により、要注意外来生物に指定されています。

2017/07 玉川上水

2017/07 玉川上水

総苞まで棘になっている  2017/07 玉川上水

凶悪極まりない棘   2017/07 玉川上水