マルバノイチヤクソウ

マルバノイチヤクソウ (APG:ツツジ科イチヤクソウ属)(イチヤクソウ科)【丸葉一薬草】
(学名:Pyrola nephrophylla)

入笠山で撮った「イチヤクソウ」の写真が、後から見ると里山で撮ったものと印象が違うので再検討。

イチヤクソウのバリエーションはいくつかありますが、葉の丸いタイプとしては、「マルバノイチヤクソウ」「ジンヨウイチヤクソウ」があります。

この写真のものは、葉の葉脈に斑が入っている感じが「ジンヨウ」かとも見えますが、「ジンヨウ」は普通花序が3-4個までで全体に小型で、花の萼片が短く尖らないということなので、これは「ジンヨウ」ではないようです。

この写真には、5-10個程度の花をつけ、茎が赤茶色、茎に数個の鱗片、萼片の先が尖り、花に僅かに赤みがある、などの「マルバ」の特徴が当てはまります。

そこで、この個体は葉が斑入りぎみの「マルバノイチヤクソウ」としました。

普通のイチヤクソウよりも、より山地性の分布となり、「コバノイチヤクソウ」とともに亜高山帯まで分布するようです。

そして「ジンヨウイチヤクソウ」は、さらに高山よりの分布となるようです。

2016/07 入笠山

2016/07 入笠山

花茎が赤茶色になっており、花弁は僅かにピンクを帯び、萼片の先が尖ります。

2016/07 入笠山

2016/07 入笠山

葉は縦横同等からやや横長で浅い鋸歯

2016/07 入笠山

2016/07 入笠山