» 試作機の戦闘機一覧

Euler Quadruplane

Euler Quadruplane

オイラー クワドラプレーン

1917年ドイツ
単発・単座戦闘機
全長:?m、全幅:?m、全備重量:1383kg
エンジン:オーバーウルゼルUI 100HP、
最高速度:?、武装:?

オイラー唯一の試作4葉機。
写真の機体では、搭乗者の頭上の翼面を抜いて視界を確保しているが、流石にこれは実際には左右通しの翼が取り付けられたらしい。

Euler Quadruplane Germany

TNCA Microplano

TNCA Microplano

TNCA マイクロプラーノ

1918年メキシコ
単発・単座戦闘機。
全長:6.6m、全幅:8.0m、全備重量:650kg
エンジン:Hispano-Suiza V8 180HP、武装:機関銃×1~2、
最高速度:20km/h

1918年に、メキシコ国立航空機製造ワークショップで作られたプロトタイプの戦闘機。

イスパノスイザのV8気筒180HPを搭載した金属構造とのことなので、この年代、材料は先進のものを使えたようだ。
しかし、写真や図面でみる限り、機体設計自体はこの年代にしてはちょっと古くさい感じがする。

飛行試験はうまくいったようだが、その後政権の崩壊と内戦でそれっきりになったようである。

TNCA Microplano MEXICO

Oeffag Dr.1

Oeffag Dr.1

ウファク Dr.1

1918年オーストロ・ハンガリアン帝国
単発・単座戦闘機。
全長:6.40m、全幅:8.40m、全備重量:970kg
エンジン:Austro-Daimler 200HP、武装:8mm機銃×2
最高速度:?

アヴィアティック系木製ボディー機種の変形モデル。
強力なエンジンの割には鈍重で、この時期にはすでに時代遅れとなっていたのではないか。
試作1機のみ。

Oeffag Dr.1 Austro-Hungarian Empire

Lohner Dr.1

Lohner Dr.1

ローナー Dr.1

1917年オーストロ・ハンガリアン帝国
単発・単座戦闘機。
全長:6.35m、全幅:8.80m、全備重量:926kg
エンジン:Austro-Daimler 185HP、武装:?
最高速度:178km/h

これまた、一連のオーストリア機らしい、木製の深いボディーの三葉機である。
同型の複葉機から試作されたモデルらしいが1機のみの製作で、採用されていない。
このへんの機種はみな、ハンザ・ブランデンブルグやアヴィアティックの変形モデルなのでどれも同じような感じである。

Lohner Dr.I Austro-Hungarian Empire

W.K.F. 80.05

W.K.F. 80.05

W.K.F. 80.05

1917年オーストロ・ハンガリアン帝国
単発・単座戦闘機。
全長:6.02m、全幅:8.00m、全備重量:935kg
エンジン:Austro-Daimler 200HP、武装:8mm機関銃×2、
最高速度:200km/h

木製合板モノコックのオーストリアの三葉機。

この、W.K.F.(Wiener Karroserie Fabrik)という会社はロイドの機体の下請けらしい。

いかにもオーストリアらしいボディデザインだが、コックピットからの視界がたいへん悪いため採用されなかったらしい。
試作1機のみの生産で数回試験飛行しただけのようだ。

W.K.F. 80.05 Austro-Hungarian Empire

Caproni Ca.20

Caproni Ca.20

カプローニ Ca20

1914年イタリア
単発・単座戦闘機
全長:7.92m、全幅:8.36m、重量:350kg
エンジン:?、武装:7.7mm機関銃×1、
最高速度:166km/h

第二次大戦でジェット機を作ったカプローニは意外と古く、ライト兄弟の7年後には飛行機を生産していた。

第一次大戦でのカプローニは爆撃機で有名だが、偵察機として作られたCa18の派生モデルであるこのCa20は、1914年でも前半の第一次大戦勃発前に作られた世界初の戦闘機と考えられている。

単葉の主翼を支えるポストの上に機関銃をセットしてプロペラ回転面を避け、史上初の前方固定武装付きとなっている。
エアインテイク付の巨大なプロペラスピナーが印象的。

1機だけの試作機だが、何とその現物が今もシアトルの航空博物館に現存している。

Caproni Ca.20 Italy

Port Victoria P.V.7

Port Victoria P.V.7

ポート ビクトリア P.V.7

1917年英国
単発・複葉試作機。
全長:4.55m、全幅:5.49m、全備重量:223kg
エンジンABC Gnat 水平対向2気筒 35HP
武装:0.303in ルイス銃x1
最高速度:137km

Grain Kittenの愛称をもつ、たいへん小型の海軍試作機。

海軍の駆逐艦に搭載するための、たいへん小型軽量の専用機だが、プロトタイプ1機に止まっている。

駆逐艦の艦首に設けた短いプラットフォームで運用し、ドイツの飛行船を迎撃するつもりだったらしいが、うまくいかなかったようだ。

人と一緒に写っている写真が存在するが、まるで縮小版のレプリカ・ULプレーンのようで、軍用機とは思えない大きさである。

35hpの2気筒エンジンで、1917年の段階で戦争に使おうというのは無理があると思う。

Port Victoria P.V.7 Great Britain

Boulton-Paul Bobolink

Boulton-Paul Bobolink

ボールトン&ポール・ボボリンク

1918年 イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.10m、全幅:8.84m、全備重量:904kg
エンジン:ベントレーBR2 230HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:201km/h

第二次大戦では動力銃座搭載の駄作戦闘機で有名な、ボールトン&ポール社の最初の戦闘機。

外見で見るかぎり、常識的な設計の機体のようだが、緊急時に燃料タンクを投棄できるアイデアが搭載されていたらしい。
当社はソッピースやRAFの機体生産を請け負っており、この機体の性能や評価は不明。

戦争終結の年でもあるためか、試作1機しか作られなかったようだ。

ちなみに「ボボリンク」とは、ムクドリに近い種類の鳥の名前。

Boulton-Paul Bobolink Britain

Sage No.2

Sage No.2

セージ No.2

1916年イギリス
単発・複座戦闘機。
全長:6.4m、全幅:10.1m、全備重量:701kg
エンジン:100hp Gnome 、武装:7.7mm機銃×1
最高速度:180km/h

独特なデザインの小型複座機で、操縦者とオブザーバーは流線型に囲われたキャビン内に収まるようにつくられている。

キャビンの天井は上翼だが、上面は開放されていて、銃手は立ち上がってこの屋根の上から射撃するらしい。
ちょうどプロペラ回転面を避けられる位置になっているようである。

なかなかユニークではあるが、試作1機のみ。

Sage No.2 Britain

Supermarine N1b Baby

Supermarine N1b Baby

スーパーマリン N1b ベビー

1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:7.9m、全幅:9.15m、全備重量:1055kg
エンジン:150hp Hispano-Suiza、武装:-
最高速度:188km/h

ペンバートン・ビリングによるスーパーマリン社は、第一次大戦中、各種の飛行艇や水上機を手がけているが、ほとんど試作の域のものが多かったようである。

「ベビー」の愛称のこのモデルは、イタリア機を思わせる小型の小粋な感じの木製ボディーの戦闘飛行艇だが、実際には採用されなかった。

艦載仕様らしく、主翼はそのまま後方に折りたまるようになっている。
水平尾翼は水面の飛沫を考慮して、垂直尾翼の上にT字型に配置されている。

Supermarine Baby Britain

Austin AFT3 Osprey

Austin AFT3 Osprey

オースチン オスプレイ

1918年 イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.36m、全幅:7.01m、全備重量:856kg
エンジン:Bentley B.R.2 230HP、武装:7.7mm機銃×3
最高速度:190km/h

1818年という、三葉機がすでに旧式になりつつある時期に試作されたモデル。
同時期の競合機種、ソッピース・スナイプが優秀だったため採用されなかった。
結果的に1機限りしか作られなかったようである。

エンジンは強力なようだがさほど性能は発揮できなかったらしい。
機銃が3丁ということだが、どのように配置されていたのだろうか?

Austin AFT3 Osprey Britain

Sopwith L.R.T.Tr.

Sopwith L.R.T.Tr.

ソッピース L.R.T.Tr.

1916年 イギリス
単発・3座戦闘機。
全長:10.74m、全幅:16.08m、
エンジン:ロールスロイス Eagle1 200HP
武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:?

たいへん大型の単発三葉機。

通常の乗員席は前後の複座だが、上翼のところにある流線型のナセルには別途機銃手が搭乗するようになっている。

プロペラの回転面を気にせずに全方位に撃てるという趣旨なのだろうが、写真でみると地上4-5mありそうな、こんな高い無防備なところに独りで乗るのはイヤだろうと思う。
地上走行中に前方転覆すると天辺の機銃手は命取りだろうから、前方補助輪が装備されたのだろう。

護衛戦闘機および飛行船攻撃用戦闘機として企画されたが、当然のごとく性能は思い通りには振るわなかったようで、プロトタイプ1機で終わっている。

LRTTrは、「Land Rolls Tractor Triplane」の略。

Sopwith L.R.T.Tr. Britain

Sopwith Snapper

Sopwith Snapper

ソッピース・スナッパー

1919年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.27m、全幅:8.53m、全備重量:993kg
エンジン:A.B.C Dragonfly I 320HP、武装:7.7mm機関銃×2、
最高速度:225km/h

大戦末期の、最後のソッピース・シリーズ。

3機のプロトタイプに終わったがブルドッグなどと非常によく似ている。
やはり固定式大出力のエンジンを搭載している。

Sopwith Snapper

Sopwith Snark

Sopwith Snark

ソッピース・スナーク

1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:6.25m、全幅:8.08m、全備重量:1036kg
エンジン:A.B.C. Dragonfly I 320HP、武装:7.7mm機銃×6、
最高速度:209km/h

大戦末期に試作された三葉のプロトタイプ重戦闘機。
木製モノコック構造の機体で、たいへんな重武装である。

エンジンもたいへん強力で、写真でみるとどうやら固定星型エンジンである。
さすがにこんなハイパワーな大型エンジンになるとロータリータイプには無理があるのだろう。

実際にはエンジン、機体とも問題・トラブルが多かったらしく、試作3機のみとなっている。

Sopwith Snark Britain

Sopwith Snail

Sopwith Snail

ソッピース・スネイル

1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.79m、全幅:7.72m、全備重量:871kg
エンジン:A.B.C. Wasp I 170HP、武装:7.7mm機銃×2、
最高速度:185km/h

大戦末期のプロトタイプ重戦闘機。

このころ以降主力となってくる固定星型のワスプエンジン装備で、時代は早くも次世代の飛行機になりつつあったようだ。

試作2-3機のみだったようだが、どうやら失敗作だったらしく、中途で開発放棄されている。
合板モノコック構造胴体で独特の雰囲気をもつデザイン。

機種のエンジンカウルあたりの形がスネイル(カタツムリ)なのだろうか。

Sopwith Snail Britain

Sopwith Swallow

Sopwith Swallow

ソッピース・スワロー

1918年イギリス
単発・単座戦闘機。
全長:5.72m、全幅:8.79m、全備重量:644kg
エンジン:Le Rhone 110HP、武装:7.7mm機銃×2、
最高速度:182km/h

ソッピース・キャメルの胴体に新規のパラソル翼を備えた大戦末期の新開発機。

しかし、すでに本格生産に入っていたスナイプより少し遅いくらいの性能で、期待されたパフォーマンスは無かったようだ。
結局、1機しか作られなかったらしい。

Sopwith Swallow Britain

Sopwith Scooter

Sopwith Scooter

ソッピース・スクーター

1918年イギリス
単発・単座試作機。
全長:?m、全幅:?m、全備重量:?kg
エンジン:Clerget 130HP、武装:無し、
最高速度:?km/h

パラソル翼のかなりモダンなデザインに見えるが、よく見ると支柱から張り線で翼を吊っている。

ソッピースの中でも聞きなれない名前だが、これは「スワロー」開発のための臨時試作機である。
機体のスペックは不明だが、キャメルの胴体を使用しているらしい。

民間機のシリアルナンバーをつけている非武装のプロトタイプ。

Sopwith Scooter Britain

Sopwith Bulldog

Sopwith Bulldog

ソッピース・ブルドッグ

1917年イギリス
単発・複座戦闘機。
全長:7.0m、全幅:10.29m、全備重量:1132kg
エンジン:Clerget 11B 200HP、武装:7.7mm機関銃×4、
最高速度:175km/h

複座で4丁の機銃を装備した重武装・重量級戦闘機。

カウリングのところを見ると、エンジンのシリンダーヘッドが突き出しているようだ。
WW1以降、フォッカーや米国機などによく見かける形態である。
ということは、星型空冷エンジンながら、古典的ロータリー式ではなく、固定式ということだろう。

試作機だったのか、大戦中の生産がたった2機とのことである。

Sopwith Bulldog Britain

Avro Spider

Avro Spider

アブロ スパイダー

1918年
単発・単座戦闘機
全長:6.25m、全幅:8.68m、全備重量:688kg
エンジン:Clerget 130HP、
最高速度:193km/h、武装:7.7mm機銃×1

主翼の支柱にV型の複雑な構造を取り入れ、張り線をなくした機体。
横から見ると支柱がV型だが、前から見てもV型の組み合わせになっている。

その割に軽量になっているし性能も悪くはなかったようだが、すでに名機・ソッピース・キャメルが生産に入っていて出番を逸したようである。

試作が何種かあったためか、エンジンも110HPから180HPとデータがいろいろある。

Avro Spider Britain

Avro 530

Avro 530

アブロ 530

1917年
単発・複座戦闘機
全長:8.69m、全幅:10.97m、全備重量:1216kg
エンジン:Hispano-Suiza 200HP、
最高速度:183km/h、武装:7.7mm機銃×2

絞り込まれたカウリングと冷却空気を取り込むリング状のスピナーで、スマートな機首デザインの複座機。
縦長長方形断面の胴体をもつ。

詳細は不明だが、実際の機体は試作程度の生産にとどまったようである。

Avro 530 Britain

DAIMLER L9

DAIMLER L9

ダイムラー L9

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.20m、全幅:9.0m、全備重量:990kg
エンジン:Daimler D3b 185HP、武装:7.9mm機関銃×2、
最高速度:190km/h

メルセデス・ダイムラーの、L6の発展形。
当初は翼間支柱も張線も無い先進的な設計となっていたが、後からシングルの支柱を追加された。

プロトタイプ1機のみ作られた。

DAIMLER L9 Germany

Zeppelin Lindau CL1

Zeppelin Lindau CL1

ツェッペリン リンダウ CL1

1917年ドイツ
単発・複座戦闘機。
全長:?、全幅:?m、全備重量:1068kg
エンジン:?、武装:7.9mm機銃×2
最高速度:150km/h

ツェッペリンで製作された全金属の複座戦闘機。
詳細は全く不明。

写真のものは試作機で、量産は無いものと思われるが迷彩を施した別の写真が存在するので、数機は作られたのかもしれない。

Zeppelin Lindau CL.I Germany

Zeppelin Lindau D1

Zeppelin Lindau D1

ツェッペリン リンダウ D1

1918年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:6.4m、全幅:7.8m、全備重量:890kg
エンジン:BMW 3a 185HP、武装:7.9mm機銃×2
最高速度:200km/h

ツェッペリンではユンカースと並んで、当時としては画期的なアルミ合金により全金属機を幾つか開発している。
この機もそのひとつで、複葉ながら張り線無しの片持ち翼で、まるで第2次大戦前の機種のような進歩的なデザイン。

かの、クラディウス・ドルニエ氏の手による野心作。
詳細は不明だが、合計6機が作られ、うち2機は戦後アメリカで評価されたということである。

Zeppelin Lindau D.I Germany

Zeppelin-Lindau V1

Zeppelin-Lindau V1

ツェッペリン・リンダウ V1

1916年ドイツ
単発・単座戦闘機。
全長:7.10m、全幅:10.55m、全備重量:?
エンジン:Maybach Mb3 160HP、武装:?
最高速度:?

この当時の空の支配者ともいえる巨大飛行船であまりにも有名なツェッペリンは飛行機も作っていた。

これはドイツ機にはあまり見慣れない、推進式の試作機。
この時期に今さらの古典的プッシャータイプだが、全金属製という革新的機体であった。

だが重量が重く、重量バランスも良くなかったらしい。
一機だけ作られた試作機は墜落・クラッシュして操縦者は死んでしまった。

Zeppelin-Lindau V.I Germany

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